絵本で未来を生き抜く教訓を伝える!昔話にはない新しい教訓絵本!

教訓
この記事を書いた人
バトン開発エンジニア

子育て中の理系パパ。機械工学、半導体製造技術の先端技術が専門。

AI時代を生き抜く思考、社会人基礎力、STEAM教育など、これからの時代に必要とされる力を子どもへ伝承すべく、絵本作成など活動中。我が子で実践しながら思考錯誤の日々。

現在、機械系エンジニアとして開発職で働きながら、「子どもに幸福な未来をつなぐ」バトン開発を立ち上げ、事業を運営。

このブログでは「子どもの幸福な未来」のために親としてできる教育に関する情報を中心に発信しています。

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 絵本の読み聞かせは、それ自体が素晴らしい行為です。読み聞かせは世界中で研究され、その効果が数多く報告されています。

 とはいえ、日々行っている読み聞かせが、単なる親子のふれあいで終わるのは勿体無い。

 絵本は、子どもたちに大切な価値観や教訓を伝えるための重要なツールでもあります。
 子どもが何分間も集中して話を聞いてくれるのは、1日の中でも絵本の読み聞かせの時間くらいかもしれません。この時間を活用して、親から子へ伝えたい大切な価値観や教訓を伝える時間にしてみましょう。

 この記事では、子どもへ教訓を伝える意義と絵本でどうやって価値観や教訓を伝えるのかについて考えてみます。

教訓は「希望の未来を選択する」指針!絵本の役割とは?

 一般的に「教訓」とは、経験した出来事やそこから得られる知見・知恵です。教訓を得ることで、より良い行動や考え方を選択することができるようになります。

 さらにここでは、より良い行動や考え方に繋がる「価値観・考え方」も教訓の言葉の意味合いに含めています。

 そして、ここがポイントですが、教訓は自分の経験だけでなく、「他者の経験や過去」から学ぶことが可能です。だからこそ絵本が教訓を伝える手段になり得ます。

理系パパ
理系パパ

むしろ、自分の過去経験だけでなく、他人から聞いた話(教訓)が役に立つときもよく遭遇すると思います。
教訓は学習できると思います。

 変化の激しいAI時代に突入する中で、未来社会を生き抜く教訓を子どもに伝えることは、一生ものの家庭教育となるでしょう。

 次の章では、どうやって教訓を伝えられるのか、絵本の役割について考えます。

みんな忘れない!絵本は子どもに「一生もの」の教訓を与えられる!

 子ども時代に読み聞かせをしてもらった絵本の教訓は、潜在意識レベルで大人になっても深く心に残ります。

 私自身も「三匹の子ぶた」や「アリとキリギリス」など、大人になってもその教訓が考え方や行動に繋がっている絵本があります。
 みなさんも、昔話や童話の教訓をいくつも挙げることができるでしょう。

 なぜ挙げることができるのでしょうか?

 それは当たり前ですが、「覚えている」からです。

 では、なぜ覚えているのでしょうか?

 理由の一つは、絵本は数年に渡り何度も繰り返し読むからでしょう。また、読み聞かせ最中は子どもは絵本への集中力が高い状態になります。簡単に丸暗記してしまいます。
 実際、文字も読めないはずの私の3歳の息子は、絵本のセリフを暗記して言えてしまいます。

 そして、もう一つはユニークな「ストーリー化」されているからです。さすがの3歳児もストーリーのない文章では大人になるまで心に残らないでしょう。

 このように、絵本は子どもの心に残り、大人になっても覚えているのも普通です。だからこそ、内容に富んだ絵本で一生ものの教訓を子どもへ与える可能性があります。

 以下の記事で筆者の心にとどめている昔話や童謡、おすすめの教訓絵本を紹介しています。ぜひ読んでみて下さい。

昔話や童話はみんな知っている。ユニークな教訓絵本で差がつく!

 いやいや、一生ものの教訓なんて大袈裟でしょ!と思ったかもしれません。

 なぜなら、私たちが絵本から得てきた教訓は、有名な昔話や童話から来ており、みんな知っていて、もはや当たり前の価値観になっているからでしょう。

 例えば、「ウサギとカメ」や「アリとキリギリス」など。
 もし、この話の教訓が一般的ではなくて、あなただけが知っている話であれば、多くの人間がウサギやキリギリスのような失敗を犯している間に、あなたは社会で勝ち組になれるでしょう。

 みんなが知っている物語は、その教訓が陳腐化してしまいます。

 みなさんも、お子さんへ読み聞かせをしている絵本を探すときに、人気絵本やベストセラー絵本、中身も見ずにランキング上位の絵本ばかり選んでいないでしょうか?

 ベストセラー絵本や、昔話を読み聞かせることも大切ですが、それだけではなく、色々な絵本を読み聞かせて挙げることが大切です。

 なぜなら、みんなが読み聞かせをしている絵本の内容はみんな知っていてそれだけでは差がつかないからです。そこから得られる教訓も特別なものではなくなります。

絵本の選択が偏ってない?色々な種類の絵本を読み聞かせよう!

 絵本選びはどのようにして行っているでしょうか?

 いつも、本屋で子どもに選ばせていると偏りが出てくると思います。
 実際、私の場合も、息子に選ばせると100%車や電車の乗り物系絵本を選んできます。

 最近では、人気の絵本を調べると教訓に富んだ絵本ではなく、ウケを狙った絵本なども上位にランキングしている印象です。

 それらで楽しく絵本を読み聞かせることも大切なのですが、本記事でお話ししてきた通り、さまざまな種類の教訓に富んだ絵本にしてみるのも良いかもしれません。

 でも、そんな絵本どこにあるの?

 そこで、私がおすすめしたいのが、「現代的な教訓」をテーマにした新しい教訓絵本です。
それは「バトン絵本」です。

どこにむかっているのだろう?

”目的意識”をテーマにした、現代社会で大切な問いである「自分は何を目指しているのか」について考える絵本。

 昔話では扱われていなかった現代社会で考えておきたいテーマ、例えば、「目的意識」や「時間との向き合い方」、「自分を客観視する」など、現代社会を生きる上で一歩先行く教訓にフォーカスした内容となっております。

 一度、バトン絵本ストアを見てみて下さい。他にはない、ユニークな絵本で、いつも同じような絵本ばかり読み聞かせをしているご家庭には特におすすめです。

  バトン絵本に関しては上記記事も参考にしてみて下さい。

まとめ

 絵本は、子どもたちに教訓や大切な価値観を伝える強力なツールです。昔話や童話も素晴らしいですが、現代を、そして未来を生き抜く新しい教訓絵本も取り入れることで、より豊かな感性を磨くことができます。

 もちろん、何よりも大切なのは、親が絵本を通じて子どもと一緒に考え、ふれあいを感じる時間を作ることです。こどもの大切な未来のために、ぜひさまざまな絵本を手に取ってみてください!

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