父親が絵本読み聞かせで直面する課題。克服は普段の会話と思うこと。

父親の家庭教育
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バトン開発エンジニア

子育て中の理系パパ。機械工学、半導体製造技術の先端技術が専門。

AI時代を生き抜く思考、社会人基礎力、STEAM教育など、これからの時代に必要とされる力を子どもへ伝承すべく、絵本作成など活動中。我が子で実践しながら思考錯誤の日々。

現在、機械系エンジニアとして開発職で働きながら、「子どもに幸福な未来をつなぐ」バトン開発を立ち上げ、事業を運営。

このブログでは「子どもの幸福な未来」のために親としてできる教育に関する情報を中心に発信しています。

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 旦那の絵本読み聞かせが継続しない。どうやら嫌がっているみたい。

 父親の絵本読み聞かせは子どもへの良い影響が多数報告されていますが、継続して父親が絵本の読み聞かせに取り組む際にはいくつか課題があります。

 本記事では、これらの課題とその克服方法について解説します。

絵本読み聞かせの時間は固定!時間は少しでも効果あり!

 父親の絵本読み聞かせが継続しない理由、その最大の理由(言い訳?)は「時間がない」ではないでしょうか?

 仕事や家事で忙しく、絵本の読み聞かせのための時間を見つけるのが難しい。確かに平日遅くまで忙しいお父さんは子どもと接する時間も短くなります。

 とはいえ、だからと言って絵本の読み聞かせの時間を取れないのは子どもにとって大きな損失です。

 そんなお父さんは例えば休日の10分だけでも絵本読み聞かせの時間を固定してしまうのが効果的です。

 以下、父親の絵本読み聞かせ継続のポイントをまとめました。
スケジュールに組み込む :  毎晩寝る前や、週末の特定の時間を読み聞かせタイムとして設定。
短い時間でも効果的 :  5分や10分でも、毎日続けることで効果が期待できます。
・家族全員で協力 :  母親や他の家族と協力して時間を調整し、読み聞かせの時間を確保する。

読み聞かせにスキルは不要。普通に会話をする感じでOK!

 絵本の読み聞かせに慣れていないため、どう読むべきか分からない。声のトーンやテンポを工夫するのに疲れる。

 おそらく父親の読み聞かせが続かない本当の理由はこちらではないでしょうか?

 しかし、そんな負担に思う必要はありません。絵本を読み聞かせるときは、特別な読み方は不要です。「自然に読む。普段の会話のように。」これでOkです。ゆっくり読む必要もありません。

 大丈夫です。子どもの能力を侮ってはいけません。わざわざ感情を頑張って入れて読まなくても、棒読みでも大丈夫です。それで普通についてこれますし、楽しめますよ。

声色を変えずに読み聞かせることで、子どもは、自分の感情を育てることができます。

読み聞かせは毎日のことなので、毎回声色を変えたり、感情移入すると、親自信も、疲れてしまいます。

仲宗根敦子 著  ”子どもの脳と心がぐんぐん育つ 絵本の読み方選び方”

自信がない?適切な絵本の選択で読み手も自信を持てる!

 次に問題になるのが、絵本の読み聞かせが「子どもにとって本当に意味のあるものになっているか?」という疑問ではないでしょうか?絵本は大切とは言うけれど、本当だろうか?

 結論から言うと、絵本の読みきかせは子どもの成長にとても効きます。言語の発達はもちろん、記憶力、想像力も豊かになっていきます。私の子どももまだ字が読めないはずなのに、その凄まじい記憶力で絵本のセリフを全て覚えてしまいます。私自信を振り返っても、お父さんの絵本の読み聞かせの記憶があります。

 読み聞かせに自信のないお父さんは、読み聞かせる絵本を内容で選んでみてはいかがでしょうか?

 例えば、会社で後輩へ指導するかのように子どもに伝えたい/教えておきたいという気持ちが強くなる教訓を含んだ絵本を選ぶと読み聞かせがしやすいものです。

 次節でそんなお父さんにぜひオススメしたい「バトン絵本」について紹介します。

社会で活躍するお父さんなら読み聞かせやすい絵本「バトン絵本」

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”どこにむかっているのだろう?”
子どもに伝えたい大切なことを絵本に。
目的意識について伝える絵本。

 バトン絵本は子どもに「一生役立つ」「世界の色々な見方を伝える」がコンセプトの絵本です。

 社会で活躍するお父さんなら、後輩への指導のように熱く、子どもに読み聞かせができる内容の教訓絵本となっています。以下記事でバトン絵本のコンセプトについて書きました。

 ぜひバトン絵本で継続した読み聞かせに挑戦してみてください。

まとめ!

 父親が絵本の読み聞かせに取り組むことは、子供にとって非常に有益です。しかし、時間の確保やスキル不足などの課題に直面することもあります。

 これらの課題を克服し、親子の絆を深めるために、読み聞かせを楽しみながら続けることが大切です。絵本の読み聞かせを通じて、子供の成長をサポートし、豊かな親子の時間を作りましょう。


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