理系に進む選択肢を与えたい!STEAM絵本で幼少期から理系教育を始めよう!

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バトン開発エンジニア

子育て中の理系パパ。機械工学、半導体製造技術の先端技術が専門。

AI時代を生き抜く思考、社会人基礎力、STEAM教育など、これからの時代に必要とされる力を子どもへ伝承すべく、絵本作成など活動中。我が子で実践しながら思考錯誤の日々。

現在、機械系エンジニアとして開発職で働きながら、「子どもに幸福な未来をつなぐ」バトン開発を立ち上げ、事業を運営。

このブログでは「子どもの幸福な未来」のために親としてできる教育に関する情報を中心に発信しています。

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 親として、教育上大切にしていることは何ですか?

 私は一つ挙げるなら「子どもの将来により多くの選択肢を与える」です。

 さて、現代は、科学技術が急速に進化し、私たちの生活に大きな影響を与えています。しかし、日本では理系に進む子どもが少なく、将来的な人材不足が懸念されています。いや、すでにエンジニア不足状態です。

 私は、現役の理系エンジニアとして、子どもにも理系に進む選択肢を与えたいと思います。

 では、どのような教育を心がければ良いのでしょうか?

 一つの方法が、これからご紹介する幼少期からの「STEAM教育」だと思います。親子で楽しみながら学べる「STEAM絵本」は、理系分野への興味を引き出すきっかけとなります。

 本記事では、日本の理系人材の現状、幼少期にSTEAM教育を取り入れる意義、そして家庭で取り入れられる「STEAM絵本」の魅力についてご紹介します。

理系が増えない日本!子どもに理系に進む選択肢を与えたい!

 近年、日本では理系人材が不足し、将来的な技術者や科学者の減少が懸念されています。国際的に見ても、理系分野への関心が高まる中で、日本では理系に進む子どもの割合が依然として低い傾向があります。

 この問題は、技術革新やグローバル化が進む現代において、日本の競争力に大きな影響を及ぼしかねません。

理系パパ
理系パパ

私は現役の機械系エンジニアですが、将来的な技術者の減少というより、すでに不足状態だと感じています。

 国は2022年の「教育未来創造会議 第一次提言」では理系分野を専攻する学生の割合を50%程度に増やすという目標を設定しましたが、正直、現実的ではない数値だと思います。

 ただ、そのくらい将来的に科学技術を持つ理系人材が国に欠かせない存在だということです。

理系パパ
理系パパ

これからのAI時代、理系は国内で貴重な人材になることは間違いないと思います。子どもには理系に進む選択肢はぜひ与えてあげたいですね。

 日本で理系離れが進んでいる要因の一つとして、幼少期からの「理系教育」に対する関心や機会の不足が挙げられます。例えば、「理系は難しい」「理系は特別な才能が必要」といった偏見が根付いていると感じることもあります。

 しかし、子どもたちは本来、科学や自然に対する好奇心を持っています。早期から理系に触れる機会を増やし、理系分野への道を開くことができれば、将来的に理系に進む選択肢を与えることができるでしょう。

子どもは全員科学に興味津々!?STEAM教育で好奇心を育もう!

 子どもたちは、もともと周りの世界に対して強い好奇心を持っています。

 例えば、なぜ空が青いのか、なぜ木は成長するのか、どうして星が輝くのかといった疑問は、子どもたちにとって身近な科学の入口です。このような興味を自然に引き出しつつ、創造力や課題解決能力、分野横断した学習に発展させる教育法が「STEAM教育」です。

 STEAM教育とは、科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、芸術(Art)、数学(Mathematics)の5つの要素を組み合わせた教育方法です。

 好奇心が最も高まる時期にSTEAM教育を取り入れることで、理系分野への興味を自然に育むことができます。

 近年は、書店などにSTEAM教育の玩具コーナーがあり、理科の実験キットなどが販売されているのをよく見かけます。例えば、水の性質や植物の成長など、身近な現象を通して科学的な視点を養うことができます。また、パズルやブロック遊び、アートの創作活動も、理系的な考え方を育む良い機会となります。

 これらの活動を通じて、子どもたちは「知りたい」という気持ちを刺激され、学ぶことの楽しさを感じるのです。

親が理系でなくても関係ない!STEAM絵本でどの家庭でも理系に興味が持てる!

 一方で、STEAM教育には課題もあります。

 下記記事にSTEAM教育の課題をまとめています。合わせてお読み下さい。

 例えば、理系教育と聞くと「難しそう」「親が教えられるのか心配」という声が多くあります。しかし、親が理系分野の知識に詳しくなくても、家庭で理系に触れる環境を作ることは可能です。

 そんなときに役立つのが「STEAM絵本」です。これらの絵本は、科学的なテーマを扱いながらも、楽しくわかりやすい内容で構成されています。

STEAM絵本 「でんきはなぜひかるのだろう?」

 身近な科学について興味を持つ第一歩になるバトン開発のSTEAM絵本です。

 ストア販売ページは下記ボタンから行けます!

 STEAM絵本の特徴は、子どもが興味を持ちやすいように、ストーリー仕立ての構成で、身の周りの科学を自然に理解できるようにしています。

 親子で絵本を読みながら、子どもが疑問に感じたことを一緒に調べたり、実験を通して体感したりすることで、親も子どもも一緒に理系分野の楽しさを発見できます。

 家庭でのSTEAM絵本の活用は、親子のコミュニケーションを深めるだけでなく、子どもの将来に向けた理系の素地を育むための良いアプローチとなります。

まとめ!幼少期から科学に興味を持たせよう!

 日本では今後、理系人材が貴重となります。親として、個人的には理系に進む選択肢を与える教育をしたいと思います。

 そのためには、幼少期から理系教育に触れることが重要です。本記事では、その一つの方法として、「STEAM絵本」の活用をご紹介しました。

 STEAM絵本は、親子で楽しく学びながら、科学への興味を育むための素晴らしいツールです。親が理系でなくても、子どもが理系に対してポジティブな印象を持ち、将来的に理系に進む選択肢を自ら見出せるようになります。

 今も昔も技術の時代です。子どもに技術者になる選択肢を与えてあげることは子供の可能性を広げることにつながると思いませんか?

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