子どもに幸せになってほしい。親として、最大の願いかもしれません。
幸福とは何でしょうか?
親としてどのようにすれば子どもの幸福度を上げることができるのでしょうか?
今回は「子どもの幸福」を考える上でヒントとなるようなポイントと、親子の幸福の相関性について解説します。
親子で幸せを共有することで、毎日がもっと楽しく、幸福感に溢れるものにしましょう!
子どもの幸福度を上げるには?ポイントは人間関係と前向きな感情!
幸福の要素として、アメリカの心理学者のセリグマン教授が提唱した「PERMAの法則」があります。PERMAとは、以下の幸福の5要素の頭文字をとったものです。
- P (Positive Emotion)前向きな感情:気持ちの上で喜び、感謝、楽しさなどの前向きな感情を持つこと。
- E (Engagement)没頭:運動や勉強などで時間を忘れて没頭するような経験をする。
- R (Relationships)人間関係:他人との良好な人間関係を築く。
- M (Meaning)目的・意味:他人や社会のために自分の行動が意味を持つ。人生の目的を持つ。
- A (Accomplishment)達成感:何かを達成すること。
このPERMAの形成要素は、子どもの幸福度にとっても重要な要素です。特に子どもの場合、毎日の遊びや勉強の中で「前向きな感情」「人間関係」が重要になります。
今だけでなく、将来にわたって、子どもが5要素を維持するために教育をすることも、親の大切な役割だと私は考えています。
子どもの幸福のために考えられる3つのこと!
先ほどの5要素を見ると、親が意識的にできることがいくつかあります。私の考える3つのポイントをご紹介します。
- 子どもの選択肢を広げる
子どもの幸福を高めるためには、将来の選択肢を広げてあげたいと考えています。子どもに「選ぶ力」を養わせることで、自主性や自己肯定感が高まります。子どもが自分で考えて行動する習慣は将来に渡って役立つスキルだと思います。 - 親が周囲と良好な人間関係を築く
親が他人との良好な人間関係を築いている姿は、子どもにとって大きな学びの機会です。人間関係の中で生まれるポジティブな感情や安心感は、子どもの情緒の安定にも繋がります。子どもも自然と「人と関わる楽しさ」「支え合う大切さ」を理解していくでしょう。 - 時間を大切にする
子どもと過ごす時間を大切にすることも、幸福度を高める要素の一つです。一緒に遊んだり、お話をする時間を確保しましょう。親子のふれあいは、子どもの心を満たし、親自身の幸福感も高めてくれます。
「子どもの選択肢を広げる」では、例えば将来理系に進む選択肢を広げてあげる意味で、我が家ではSTEAM教育にも力を入れています。
このように、子どもの幸福を考える上で、選択肢を広げること、人間関係を重視すること、時間を大切にしています。
日常の中にこれらを取り入れることで、自然と親子の幸福感が高まるでしょう。
親の幸せと子どもの幸せに相関がある!お父さんお母さん、幸せですか?
子どもの幸福を願うなら、まずは親自身が幸せであることが重要だと思います。親の感情や生活の満足度は、自然と子どもにも伝わるからです。
親が笑顔で前向きな態度を見せていれば、子どもも「家族は安心できる場所だ」と感じます。逆に、親が常にストレスを抱えていたり、不満を口にしていると、子どもは不安を感じやすくなり、自己肯定感が低下する可能性があります。
親自身が幸せを感じ、心の余裕を持つことで、自然と子どもの幸福度も高まるのです。
子どものことばかり見ていて、自分のこと見失っていないですか?
自分が子どもの時を振り返っても分かるように、子どもは親の姿を見て育つのです。
まとめ!親の前向きな生き方が子どもを幸福にする!
子どもの幸福度を高めるためには、親自身が幸せを感じ、前向きな姿勢を持つことが何より大切です。PERMAの法則を活用し、日常の中で「ポジティブな感情」「人間関係」「達成感」などを意識的に育むことが、親子の幸福度を上げる鍵となります。
また、子どもの選択肢を広げたり、良好な人間関係を築くサポートをすることで、子どもは自分の力で幸せを見つける力を養うでしょう。さらに、親子の時間を大切にし、笑顔あふれる日常を一緒に過ごすことが、かけがえのない思い出と幸福感につながります。
親子の幸せは相互に影響し合います。お父さんお母さんが幸せであれば、その幸福感は自然と子どもにも伝わるのです。
今日からさらに、親子で一緒に幸せを感じる時間を増やしてみましょう。毎日の小さな積み重ねが、大きな幸福へとつながっていくはずです。
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