親はほとんど本を読まない?子どもの読書習慣は親次第!親が読書や勉強する姿を見せよう!

読書習慣
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バトン開発エンジニア

子育て中の理系パパ。機械工学、半導体製造技術の先端技術が専門。

AI時代を生き抜く思考、社会人基礎力、STEAM教育など、これからの時代に必要とされる力を子どもへ伝承すべく、絵本作成など活動中。我が子で実践しながら思考錯誤の日々。

現在、機械系エンジニアとして開発職で働きながら、「子どもに幸福な未来をつなぐ」バトン開発を立ち上げ、事業を運営。

このブログでは「子どもの幸福な未来」のために親としてできる教育に関する情報を中心に発信しています。

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 子どもに読書習慣をつけさせたいですよね?

 でも、お父さんお母さんは本を読んでいますか?

 子どもに「本を読みなさい」と言っても、なかなか本を読む習慣が身につかない……そんな経験をお持ちの親も多いのではないでしょうか?

 子どもの読書習慣は、ただ言葉で指示するだけでは定着しにくいものです。実は、子どもが読書好きになるかどうかは、親の行動が大きく関係しています。

 この記事では、親が読書や学びの姿を子どもに見せることの大切さについて、詳しく解説します!

読書習慣のある親の子は読書好きになる!親が読書する姿を見せよう!

 ちょっと耳が痛い方もいるかもしれません。あるいは、「関係ないでしょ」と思う方もいるかもしれません。

 ですが、親に読書習慣がある子どもの方が読書量が多いとされる調査結果が多数報告されています。

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/syusseiji/08/index.html
厚生労働省:「第8回21世紀出生児縦断調査結果の概況」

 やはり親の行動が、子どもに影響を与えるようです。親が読書を楽しんでいると、子どもも自然と「本を読むって楽しいことなんだな」と思うようになるのです。親が率先して読書を楽しむ姿を見せることが、子どもにとっての最も説得力のある「読書の楽しさ」を教える方法ではないでしょうか?

理系パパ
理系パパ

 私自身も、リビングで読書をします。

 リビングで私が読書をしていると、子どもは興味をもって覗いてきます。先日も3歳の子が覗いてきて、一緒に「夢をかなえるゾウ」を読むことになりました。

 子どもと一緒に本を読む時間を作ることは、子どもの読書週間を身につけるのに重要です。寝る前のリラックスタイムに絵本を読み聞かせるのも効果的です。

 親が楽しそうに本を読む姿は、子どもにとって「本を読むとこんなに楽しい気持ちになるんだ」という体験を提供します。幼少期からこうした体験を積み重ねることで、子どもは自然と読書習慣を身につけることができます。

 忙しい毎日の中で、短い時間でも構わないので、親が自分のために本を開く時間を作り、子どもにその姿を見せましょう。それが、将来の読書好きな子どもを育む第一歩となるでしょう。

背中で語る!読書習慣だけじゃない!勉強や努力する姿を見せよう!

 読書だけでなく、親が勉強や努力をしている姿も、子どもにとって大きな影響を与えるでしょう。

 例えば、英語の勉強している姿や、仕事に一生懸命取り組む姿を見せることで、子どもは「学ぶことや努力することは大切だ」と感じるようになります。

 子どもは親の行動を見て育ちます。自分が子どもの頃を思い出して見て下さい。親の努力は少なからず子どもに良い影響があるはずです。

理系パパ
理系パパ

母はピアノ教師ですが、日々ピアノの練習をする姿は記憶に残っていますし、練習や勉強する姿勢は私も家庭から自然と身についたと思います。

 親が何かに熱心に取り組む姿を見せると、子どもも「自分も頑張ろう」と思うようになります。

 こうした「背中で語る」姿勢は、子どもにとって大切なメッセージとなります。

 親が一生懸命に何かを頑張る姿を見ることは、何よりも強い励ましとなり、「努力する姿勢」の重要性を学ぶことにつながります。

親の姿を見て育つ!何より楽しく日々を過ごす姿を見せよう!

 読書や勉強と同様に、親が日々の生活を楽しむ姿も、子どもにとって大切な教育です。

 忙しい毎日の中でも、小さな楽しみを見つけ、笑顔で過ごす姿は、子どもにとっての「人生を楽しむこと」の手本になります。

 親が日常のささいなことに感謝し、楽しむ姿勢を見せることで、子どももまた「自分の人生を楽しむこと」を学ぶことができます。

 例えば、家族で一緒に公園で過ごす時間や、自然の中でリラックスする時間を大切にしましょう。親が楽しんでいる姿を見ると、子どもも「家族で過ごす時間が楽しいものだ」と感じます。子どもは、日常の小さな幸せを見つける力を親から学ぶことができるのです。

 書籍「東大卒ママたちに教わる 東大脳を育てる3歳までの習慣」にも、親が勉強する姿をどんどん子どもに見せよう!と解説があります。東大生の親の多くも自ら勉強する姿を子どもに見せていたんですね。

 親がどのように自分の感情を表現するかも、子どもに影響を与えます。楽しさや嬉しさだけでなく、悲しみや怒りも、親が適切に表現する姿を見せることで、子どもも自分の感情を健康的に表現する方法を学ぶことができます。

 こうした親の姿勢は、子どもが成長してからの人間関係や自己理解においても重要な土台となります。

まとめ!親の背中を見せて読書習慣を身につけよう!

 子どもの成長にとって、親の姿は何よりの教科書です。

 読書習慣はもちろん、勉強や努力、そして日々の生活を楽しむ姿を見せることで、子どもは自然と「本を読むこと」「学ぶこと」「人生を楽しむこと」の大切さを学びます。

 親が率先して行動することで、子どもはその姿勢を真似し、やがて自らの習慣として定着させていくでしょう。

 育児において、子どもに「こうしなさい」と言うことも大切ですが、何よりも親自身が行動で示すことが重要です。

 読書、勉強、日々の楽しみ――こうした姿を通じて、子どもが豊かな人生を歩むための基盤を築いていきましょう。

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