読み聞かせしている大人にも効果あり!絵本で大人もストレス低減!

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バトン開発エンジニア

子育て中の理系パパ。機械工学、半導体製造技術の先端技術が専門。

AI時代を生き抜く思考、社会人基礎力、STEAM教育など、これからの時代に必要とされる力を子どもへ伝承すべく、絵本作成など活動中。我が子で実践しながら思考錯誤の日々。

現在、機械系エンジニアとして開発職で働きながら、「子どもに幸福な未来をつなぐ」バトン開発を立ち上げ、事業を運営。

このブログでは「子どもの幸福な未来」のために親としてできる教育に関する情報を中心に発信しています。

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 絵本読み聞かせの大人(親)にとってのメリットを考えたことありますか? 

 読み聞かせと聞くと、多くの人が子どものための行為だとイメージするかもしれません。

 確かに、絵本の読み聞かせは、子どもたちの想像力を育み、育脳にも良い影響を与える素晴らしい時間です。しかし、実は絵本の読み聞かせは大人にとってもメリットがあり、リラックス効果やストレス軽減効果があることが最近注目されています。

 親も読み聞かせを通じて子どもとふれあい、心を癒され、日常のストレスから解放されることができるのです。

 この記事では、絵本の読み聞かせが大人(親)に与える効果について、脳科学の視点からも踏まえながら、その効果を考えていきます。親目線で、絵本の効果について記載された記事も多くないと思いまうので、参考になればと思います。

絵本の読み聞かせは子どものため?大人にとっても効果あり!

 絵本の読み聞かせしていますか?

 YESと答える方も多いかと思います。では、何のために読み聞かせをしていますか?

 多く親は「子どもの発育、教育のため」という趣旨の回答になると思います。

 もちろんそれで正解だと思います。絵本読み聞かせの子どもへ与える効果は世界中で研究されています。でも実は、絵本読み聞かせの効果は子どもにとどまらず、大人にも効果があるのです。

 書籍「本を読むだけで脳は若返る」では、絵本読み聞かせ中の親の脳がどう変化するかNIRSという装置で調べた結果について書かれています。

 書籍によると、読み聞かせをしているときの”親”の脳は、「こころの脳」と呼ばれる背内側前頭前野が一番強く活性化していたといいます。

 これは、読み聞かせの最中、親は絵本の文字を読みながら子どもの様子を見たり、心の動きを想像していると考えられます。つまり、子どもとの心の触れ合いを強く求めている状態になっているのです。

 一方の子どもも、読み聞かせによりストレスが低減すると考えられており、絵本の読み聞かせは親子両者にとって、心の癒し効果とストレス低減効果があると考えられています。

親子が強い結びつきを持っていれば、子供が外で嫌なことを経験しても、子供は家に帰って親のもとで安心し、また普通の生活に戻ることが可能になるということです。

川島隆太 著 ”本を読むだけで脳は若返る”

読み聞かせをする大人の脳はリラックス状態!脳科学の研究で効果が明らかに!

 前章では、絵本を読み聞かせすることで背内側前頭前野が一番働くとお話しました。

 この章では、背内側前頭前野が何なのかについて、もう少し説明を加えて、絵本の読み聞かせが大人にとってどのようにストレス低減につながるのかを考えます。

 こちらも主に書籍「本を読むだけで脳は若返る」を参考にさせて頂いています。

 背内側前頭前野は額の中央の奥の方にあります。この脳の領域は主に、他者の気持ちを考えたり、場の空気を読んだり、表情から相手の考えを読み取ったりすると考えられています。まさに、「こころの脳」と呼ぶに相応しい役割です。

 この領域が読み聞かせ中の大人の脳で活発になるというのは、子どもとの心を通わせることであり、子育てのストレスが低減するとされています。

そんな忙しい日々の中でもなんとかして読み聞かせに時間を割くと、子育てが楽になるということが明示されています。もう一歩の努力が、結果的に親とこの双方を楽にするのです。

川島隆太 著 ”本を読むだけで脳は若返る”

絵本読み聞かせを継続して、大人も毎晩心を癒そう!

 絵本の読み聞かせが大人にもたらすリラックス効果を得るためには、継続して取り入れることが大切です。

 ここで重要なポイントを伝えます。絵本読み聞かせの効果が得られるかどうかの分岐点は読み聞かせ時間が0分か、それ以上かです。

 つまり、やるか、やらないか、です。

 たとえ数分であっても、やらないのとでは全く違います。

 毎晩、寝る前の短い時間を使って絵本を読むことで、日々のストレスを和らげ、心の安定を取り戻すことができます。継続して子どもと一緒に読むのも良いですし、それに加えて、自分一人でたまには絵本を楽しむ時間を作るのもおすすめです。

 例えば、夜、スマートフォンを見続ける代わりに、好きな絵本を手に取ってみましょう。デジタル画面から離れることで目も休まり、絵本の優しい世界に包まれて自然と心が落ち着くはずです。お気に入りの絵本を見つけて、毎晩の習慣に取り入れてみてください。

 たった数分の読み聞かせが、あなたの一日の終わりを豊かで穏やかなものに変えてくれます。

 絵本読み聞かせの継続性や子どもへの影響については下記記事も読んでみて下さい。まずは、継続です。やるか、やらないかが効果出せるかどうかの分岐点です。

まとめ!絵本読み聞かせはいいことづくめ!

 絵本の読み聞かせは、子どもだけでなく、大人にとっても多くのメリットをもたらします。

 子どもとのふれあいの中で、脳と心を癒し、ストレスを軽減する効果があることが分かっています。脳科学的にも証明されているように、絵本を読み聞かせることで大人(親)も心身がリラックスし、毎日の生活の中で自然とストレスが解消されていきます。

 また、子どもとの絆を深めるだけでなく、自分自身の感情と向き合う時間を持つことができる絵本の読み聞かせは、大人にも必要な癒しのツールとなります。

 毎晩少しの時間でも絵本を手に取り、その世界に浸ることで、心と体がリセットされ、より豊かな生活を送ることができるでしょう。

 さあ、今日からあなたも大人のための「絵本読み聞かせ」を取り入れて、子どもとの触れ合いとストレス解消のためのひとときを楽しんでみてはいかがでしょうか。

 たとえ5分でも、子どもにとってその時間は一生役立つ基礎力を養う時間になるでしょう。ぜひ、日常の中で読み聞かせの時間を作り、子どもとの絆を深めてください。

社会で活躍するお父さんなら読み聞かせやすい絵本「バトン絵本」

 最後まで読んで頂いてありがとうございました。

 最後に、筆者が作成しているオススメ絵本の紹介です。特に、働く父親が読み聞かせを継続するのにぴったりの絵本だと思っています。

 その名も「バトン絵本」です。バトン絵本は子どもに「一生役立つ」「世界の色々な見方を伝える」がコンセプトの絵本です。

「いつも同じようなキャラクター絵本や乗り物絵本ばかり」「子どものウケばかりを狙って、内容・教訓に富んだストーリー絵本が最近少ない」そう感じる方にこそ、他にはないユニークな絵本としてバトン絵本を一度読み聞かせることをオススメします。

例えば、こちらは「目的、目標意識」を持つことの大切さについて伝える教訓絵本です。

「自分はどうなりたいのか」「どこに向かって努力しているのか」生きる上で大切な考え方を伝えられる絵本です。

バトン絵本について詳細は下記ボタンよりバトン絵本ストアへお越し下さい!!

 社会で活躍するお父さんなら、後輩への指導のように熱く、子どもに読み聞かせができる内容の教訓絵本となっています。以下記事でバトン絵本のコンセプトについて書きました。

 ぜひバトン絵本で継続した読み聞かせに挑戦してみてください。

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