パパとして、子どもの教育に関与できていますか?夫は家庭教育に積極的でしょうか?
忙しいパパが子どもの教育にどれだけ関与できるかは、どの家庭でも大きな課題です。パパだけでなくママも、仕事が終わった後で、家事に加えて家庭教育の時間を確保するのは容易ではありませんよね。
家庭教育として絵本は根強い人気があり、絵本読み聞かせをしているという家庭も多いと思います。でも、継続するのが難しい。たまにしかしない。というのが実情ではないでしょうか?
あるいは、継続しているけど同じような絵本ばかり、なんて事はないでしょうか?
そこでオススメしたいのが、「パパも熱が入る現代の教訓絵本」です。
他にはない、ユニークな内容の絵本で、社会を生き抜くための教訓を含ませた現代の童話です。社会人としての基礎的な能力って、意外に幼少期から伝えられる当たり前のことも多いです。
この記事では、パパの絵本教育の実態と、働くパパでもできる絵本教育について解説します。
そして記事後半では、社会を生き抜く教訓を伝える現代の教訓絵本を紹介します。パパもつい熱が入り、ノリノリで読み聞かせができるでしょう。
パパの更なる育児参加の助けになればと思います。
パパの読み聞かせは効果絶大!忙しいパパの家庭教育は絵本の読み聞かせから!
「忙しくて子どもと向き合う時間が取れない」と悩むパパは多いかもしれません。しかし、絵本の読み聞かせは短時間でも大きな効果を発揮します。特に、パパが読むことで子どもに与える影響は、ママとは異なると言われています。
まずは、パパによる絵本読み聞かせの効果について考えてみましょう。
① 言語発達、想像力の更なる向上
父親は母親と絵本の読み聞かせ方が違うという研究結果があります。「決まった答えのないやりとり」「子どもの生活と関連した質問」なども織り交ぜてパパの方が想像力豊かな議論を膨らませるようです。母親と違う着眼点での読み聞かせは子どもにとって刺激となります。
② 特別感を感じ、集中力が増す
まだまだ母親の家事育児が多いのが実情です。だからこそ、父親による絵本の読み聞かせは子どもにとって特別な時間になります。パパが呼んでくれる特別感、ワクワクを感じることで集中力を発揮し、絵本の効果をより高めます。
③ 親子の絆
絵本の読み聞かせという行為は、親子の触れ合いの場となります。特にパパと普段過ごす時間が少ない家庭にとっては貴重な親子の時間となります。
では、次に絵本読み聞かせの課題について見ていきましょう。
パパの家庭教育の課題は継続力!絵本読み聞かせなら5分でOK!
家庭教育において、多くのパパが感じる課題の一つは「継続力」です。日々の忙しさに流され、子どもとの時間が少しずつ減ってしまうことはよくあります。
家庭教育について何かしなければと思えば思うほど、逆に何もできないかもしれません。
真面目で優秀なパパほどキチンとしなければと思って、逆に負担に感じてしまうようです。
でも、大丈夫です。そんな多忙なパパは1日5分の絵本読み聞かせだけでOKです。
「たった5分で本当に効果があるの?」と思う方もいるかもしれませんが、実際には5分の短い時間でも十分です。子どもは絵本を通じて父親と向き合うことで、安心感を得たり、親子のコミュニケーションが深まるからです。
しかし、むしろ現実はたった5分の読み聞かせでも継続するのは簡単ではありません。なので、以下に継続のポイントをまとめました。ぜひ参考にしてみてください。
・スケジュールに組み込む : 毎晩寝る前や、週末の特定の時間を読み聞かせタイムとして設定。
・短い時間でも効果的 : 5分や10分でも、毎日続けることで効果が期待できます。
・家族全員で協力 : 母親や他の家族と協力して時間を調整し、読み聞かせの時間を確保する。
以下の記事で、詳しくパパの絵本読み聞かせの課題について記載しています。ぜひ読んでみてください。
上司と部下!?パパから子どもへ社会を生き抜く教訓を教えるオススメ絵本!
では、次にどんな絵本がいいのか考えていきましょう。
私がおすすめしているのは、父親だからこそ子どもに伝えられる教訓を含む絵本です。
最近は子どものウケを狙った絵本や、乗り物、キャラクターの見た目で興味を引く絵本も多く、偏った絵本の選び方になっていないでしょうか?
せっかく絵本を読むなら、絵本のストーリーを通して一生役立つ教訓を伝えてはどうでしょうか?
普段、子どもはなかなか教訓なんて堅い話を聞いてくれないですし、聞いても理解できないかもしれません。でも絵本なら集中して聞いてくれますし、ストーリーを通して、記憶にも残ります。
中でも教訓絵本として、「バトン絵本」がオススメです。バトン絵本は社会を生き抜く教訓を含んだ現代の教訓童話です。
社会人にも通用する内容の絵本で、まるで上司が部下へ教育するように、パパが子どもへの教育に熱が入ります。
パパ!部下の教育も大事ですが、我が子の教育もそれ以上に大切ですよね?
パパは子どもにとって人生最初で最高の上司です。
バトン絵本で社会人としての基礎的な教訓を絵本で伝えましょう!
バトン絵本「どこにむかっているのだろう?」
「目的意識」について考える絵本。
”どこに向かっているのか、何が目的なのかを考えながら努力をすることの大切さを伝える絵本です。”
まだまだ少ない!子どもとの貴重なふれあいの時間を作ろう!
ここまで、絵本教育と皆さんに一度は手に取って頂きたいバトン絵本について紹介してきました。
最後に、そもそも世間のパパによる家庭教育の事情を少し紹介します。
5分でいいので、読み聞かせを継続することが差をつけることが分かると思います。
下記は総務省が行った「令和3年社会生活基本調査」です。これによると、6歳未満の子どもを持つ父親の1日平均の育児関連時間は1時間05分。一方、母親は3時間54分と報告されています。
近年、父親の育児参加が加速してはいますが、まだまだ母親が家事・育児の多くを担っていることが読み取れます。
また、育児関連時間には身体の世話や監督時間/送迎なども含まれているため、これらを除いた父親と子どもの「遊び」時間は1日平均27分です。
1週間平均ですから、土日の方が遊び時間が多いことを考慮すると、平日は遊び時間が全くない家庭も多いかもしれまん。
子どもたちにとっては、パパと一緒に過ごす時間そのものがかけがえのないものです。絵本の読み聞かせは、ただの「教育の時間」ではなく、親子が一緒に感情を共有し、物語に入り込む「体験」として、長く心に残る思い出を作り出します。
絵本を通じて会話を深めることが、幼少期にできる一番の社会人基礎力を身につける方法かもしれません。
まとめ!
パパが絵本の読み聞かせを通じて子どもに教えることは、単なる読み物以上の意味を持ちます。特に、バトン絵本なら、現代に通じる教訓についてパパならではの視点で伝えることができます。
絵本を通じて生まれる親子のふれあいの時間は、忙しい現代社会において貴重なひとときです。
たとえ短い時間でも、毎日続けることで子どもとの絆は深まり、将来のために必要なスキルや教訓を楽しく学べる時間を提供することができます。忙しいパパたちこそ、絵本の力を借りて子どもに社会の教訓を伝えながら、親子の絆をさらに強固なものにしていきましょう。
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