AI時代こそ読書習慣で差がつく!絵本が子どもの人生を左右する!

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バトン開発エンジニア

子育て中の理系パパ。機械工学、半導体製造技術の先端技術が専門。

AI時代を生き抜く思考、社会人基礎力、STEAM教育など、これからの時代に必要とされる力を子どもへ伝承すべく、絵本作成など活動中。我が子で実践しながら思考錯誤の日々。

現在、機械系エンジニアとして開発職で働きながら、「子どもに幸福な未来をつなぐ」バトン開発を立ち上げ、事業を運営。

このブログでは「子どもの幸福な未来」のために親としてできる教育に関する情報を中心に発信しています。

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 読書していますか?
 現代はスマホやタブレットが当たり前の時代。しかし、スマホの脳への悪影響が研究され、逆に読書の大切さが見直されています。特に、幼少期に絵本を読むことは、子どもの脳や感性に大きな影響を与えると言われています。

 AI技術が急速に発展するこの時代に、なぜ読書習慣が重要なのでしょうか?今回は、読書が子どもの成長に与える効果と絵本の読み聞かせ習慣の重要性について解説します。

読書は脳を鍛える!読書で思考の脳「前頭前野」の血流量がアップする!

 脳にとって、読書にどんな効果があるのか。読書に関する研究は世界中でされており、読書が脳を活性化させることが明らかにされています。

 書籍「本を読むだけで脳は若返る」では、読書は脳の全身運動であると表現されており、読書が脳全体を活性化することを明らかにしています。

 読書中、脳の中でも特に「前頭前野」と呼ばれる部分が活発に働きます。この部分は、思考力や問題解決能力、創造性を司っている領域です。前述の書籍では、MRIなどで脳の活動を解析して、読書が脳科学的にどういう効果があるのかを研究されています。そこで明らかになったのは、読書習慣を持っている子どもたちは大脳の左半球の白質が著しく発達しており、言語を扱うのが得意な脳に成長している傾向があると述べています。

 読書をしていない子どもたちと比べて、読書をしている子どもたちは、より発達した脳を持っていると言えます。

川島隆太 著 ”本を読むだけで脳は若返る”

 脳科学的にも、読書は脳を成長させるのは間違いなさそうです。私たち自身も、読書好きな人は学校の成績が良かった、など体感的にも読書の大切さを感じていると思います。

 では、子どもに読書週間をつけるにはどうすれば良いでしょうか?次の章で考えてみましょう。

本好きの子どもは学力が高い傾向がある!どうやって読書習慣を身につけるのか?

 先ほど述べたように、読書習慣のある子どもは、読書習慣のない子どもより、思考の脳が発達しているという研究結果があります。子どもが読書をすることは、脳科学的には好ましいことであるのは間違いないでしょう。

 では、読書習慣はどうやって身につくのでしょうか?

 ここで注意点は、「読書はトレーニングではない」です。本来、読書の目的は脳の活性化ではなく、読書を楽しむことのはずです。

 ですので子どもには、読書は勉強ではなく、遊びの感覚で自発的に楽しむものと教える必要があります。どうすれば読書は遊びの感覚で楽しむものと教えるのか?もう分かりますよね?

 そう、幼少期の絵本読み聞かせです。
 私自身も大人になっても読書習慣が続いていますが、幼少期には親に絵本の読み聞かせをよくしてもらっていました。記憶にも残っています。

 書籍「東大脳を育てる3歳までの週間」でも、東大卒の人の多くは本好きだという結果も紹介されています。毎晩絵本を楽しむことは、その後の読書習慣へと繋がる傾向がありそうです。

 子どものころに読書をした人は成人してからも読書量が多く、社会性や自己肯定感が高いという調査結果もあります。子どもが自分から「本を読みたい」という気持ちを持てるよう、子どもが興味を持つ本があれば、親の都合で妨げずに、読める環境を作りたいもの。

東大卒ママの会  ”「東大脳」を育てる3歳までの習慣”

スマホは脳をサボらせる!スマホと脳の深刻な関係とは!?

 一方で、スマホやタブレットの過剰な使用は、脳に悪影響を与えることが指摘されています。脳科学の研究では、スマホを見ている時間は脳の働きが鈍くなる傾向があるようです。

 いやいや、ずっとスマホで情報収集をして脳使っているよ!という方もいらっしゃるかもしれません。でも、情報収集と言いながらスマホをいつまでも見続けられるのはなぜでしょうか?

 それは、脳が疲れないからです。目や肩こりとしての疲労感はあるかもしれませんが、ずっと情報収集できるのは、実はスマホ操作は脳がリラックスして働いていいないことが明らかにされています。ゲームをついズルズルと長時間してしまうのと似ています。

 スマホを見ていると、脳がリラックス状態になることについてはメカニズムがまだ完全に解明されていませんが、スマホは脳にとって「簡単に楽しめるもの」であり、深い思考や問題解決を促すことが少ないという見解が今のところ正しいようです。

 ただ、脳科学的に言えることがいくつかあります。少なくとも、スマートフォンやタブレット端末は、脳の発達を止め、脳の老化を促す一方で、読書は脳の全身運動になるということです。

川島隆太 著 ”本を読むだけで脳は若返る”

 子どもとスマホの付き合い方に悩む親は多いかと思いますが、幼少期からの読書週間がスマホとの付き合い方や脳の発達を左右させる最初の岐路かもしれません。

まとめ!絵本読み聞かせは子どもの人生を左右する!

 AI時代だからこそ、幼少期からの読書習慣が重要です。絵本を通じて脳を鍛え、思考力や想像力を育てることは、子どもの未来にとって大きな財産となるでしょう。

 最後に、おすすめの絵本を紹介します。それは「バトン絵本」です。
 バトン絵本については下記記事をぜひ読んでみてください。

 すでに絵本を読み聞かせをしているよ!という方には、さらに次のステップでは、ジャンルの違うさまざまな絵本を読み聞かせることにチャレンジしてほしいと思います。

 バトン絵本は他にはないユニークな絵本です。一生ものの教訓や、音読に特化した絵本など、子どもの成長を後押しする、ここにしかない絵本です。

 ぜひ、手に取って大切なお子さんに読み聞かせをしてほしいと願っています。

バトン絵本ストア
バトン絵本の販売ホームページ。親から子へ社会を生き抜く力を伝えるオリジナル絵本を作成しています。

 親として、子どもに本の楽しさや価値を伝え、豊かな心と知性を育んでいきましょう!

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